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基本・マナーレッスン

■基本動作

【立つ】
振袖姿を美しく見せるには、正しい姿勢を心がけることがポイントです。立っているときは、いつも背筋をピンッと伸ばしておきましょう。また、腕を組んだり、手を高く挙げすぎたりすればあなたの振袖姿のイメージダウンにつながりますから、気をつけましょう。
 
【歩く】
ちょっと内股気味に小さい歩幅で歩くのが基本です。つま先は、まっすぐ前に向け、1本の線をはさむつもりで、腰から前に出るようにして歩きましょう。つま先に重心をかけた方が美しく、楽に歩けます。
足元を気にしすぎて、うつむいてしまわないように。また、バッグは左手で持って、右手で上前の端を軽くおさえるようにすると、裾がみだれません。
 
【お辞儀をする】
あまり深々とお辞儀をすると、着くずれが心配です。 浅いお辞儀でもゆっくりと、そして一度静止して、ゆっくりと上げてください。背中を丸めないであごを引いて腰を折るようにするのがコツです。
手は自然に弧を描くように体の正面に出します。両手の指先が八の字になるように置いてください。前を見すぎたり、うつむいてしまってはいけません。目線は、だいたい40度くらい斜め前を見るようにしてください。

物を拾う [右手で拾う場合]

拾うものの脇に立ってください。両方の袂を左手にまとめて持ちます。右足をやや後ろにずらし、裾から約20センチの所を持って、斜め上に引き上げます。引き上げたところを膝の後ろに回しながら、腰を下ろし、上前と後ろ身頃を膝の下に挟み込んでください。右足のかかとを上げ、地面に裾や袂がつかないように注意しながら、右手を落としたものに伸ばしてください。
階段の上り下り

上がるときは右手で着物の上前の端を少し持ち上げてゆっくりと。下りるときは身体を少し右向きにして、つま先から斜めに足を運ぶこと。くれぐれも袂や裾を草履で踏まないように注意しましょう。

車の乗り降り

乗るときは、けっして頭から乗り込んではいけません。まず、バッグや小物を先に座席へ置いてから座席にお尻を乗せます。身を回転させ足を車内に入れ正面を向きます。
降りるときも身を回転させてから爪先をつけ袂は手に持って静かに降ります。
車を乗る際には袂をドアで挟まないように気を付けましょう。
【タクシーに乗る場合】
●呼び止めるために手をあげるときは、右手を胸の前まで持ってきてから、右袖口を左手で軽くつまみます。 そのまま、円を描くように右手を動かして、手を上げてください。 袖口を、袖と腕が直角になるように引き上げるときれいです。
 
●車内では、背もたれにもたれかかってしまうと、帯がくずれてしまいます。 座席には、浅く腰かけましょう。袂は、左右共に軽く重ねて、膝の上にそっと乗せておいてください。車が走り出してしまうと、振動がはげしく、安定感が悪くなってしまいます。前座席のシートの背にしっかり掴まって、体を支えてください。

トイレ

振袖初心者にとって結構難しいのがトイレ。最重要ポイントです。まず袂を帯じめか帯にはさみ、上前、後ろ身頃、下前の裾回りをまくりあげたらこれも帯じめが帯にはさみます。トイレから出るときは、鏡で乱れがないかチェックしましょう。
イスの座り方

イスに腰かけるときに注意したいのが袂。気にしないでそのままにしていると、いつのまにかほこりや汚れがついていることも...。帯がつぶれてしまわないように、イス浅く腰をかけたら、まずは袂をひざの上にきちんと重ねておきましょう。

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レストランにて
【食事をする】
ナプキンは、2つ折りにして膝の上に敷く使い方が基本です。振袖の場合は 一度膝の上で広げてから、帯の上端にはさんでもマナー違反にはなりません。
お料理は、食べやすい大きさに切り、上半身を前傾させフォークを口に運びます。また、コショウや塩などを取るときは、右の袖下を左手で持ち、静かに右手をのばして取りましょう。
【デザート】
ケーキのお皿は、テーブルの上に置いたまま左手を添え、一口大に切っていただくのが、コース料理などの正式なマナーです。テーブルが低い場合は、お皿ごと手に取りあげた方が、 エレガントな仕草に見えます。
コーヒー、紅茶などの場合、ソーサーを持たずにカップだけ持つのが正式とされていますが、テーブル位置の低いときはソーサーを添えた方が優雅。ただし、日本茶の場合は茶托を持たず、右手で茶碗を持ち、左手で軽く底に添える感じで。

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和室にて

【玄関で...】
玄関を上がるときは、あらかじめ、草履の鼻緒から足を抜いておき、両足を揃えて、前向きに脱ぎます。正面から式台にあがり、両足をそろえ、人にお尻をむけないように体の向きを変え、膝をついて逆手で鼻緒を持ちます。クルリと回して草履の向きを直したら、じゃまにならないところに置きましょう。

 
【部屋の入り方】
部屋の前にふすまがあるときは、引き手に近い方の手で少しあけます。縁に沿って床から近いところまで手をおろし、体の正面まで開きます。 反対の手に変え、体が通るように開いたら、部屋に入ってください。ふすまに体をむけ、初めは体の正面まで、反対の手でさらに閉め、最後は引き手に手をかけ閉めきります。
 
【歩く】
小さめの歩幅で、畳の縁を踏まないように気を付けましょう。
 
【座り方・立ち方】
親指を外側に出して、握りこぶしをつくります。座布団上で対角線になるように手をつき、膝からにじりあがります。親指と膝を使って体の向きを変え、少しずつ座布団の中央まで移動します。袂や裾の乱れをきれいに整えてから、座布団の中央で正座します。 両手はももの上に置きましょう。
立ち上がるときは、初めはきちんとした正座の体勢を取ってください。 膝頭に体重を移して、かかとを浮かせ、両足のつま先を立てます。お尻はかかとの上にのせましょう。右膝を浮かせて立て膝にします。前かがみにならないように注意しながら、ゆっくり立ち上がってください。
 
【あいさつをする】
きちんと正座の体勢を取ってください。指先をそろえて、軽く膝の前についてあいさつします。
 
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