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トラブル対処法


■着崩れ対処法
 着物を着ると動くにつれてどうしても着崩れは起きてしまいます。裾をひきづったりなどの大きな着崩れをしない限り、少々の着崩れは気にせず、対処しましょう。

帯がゆるんできた…】
帯結びがゆるんで下がってきてしまった時などは、タオルや大きめのハンカチなどを背中の胴帯の下から結び目の下側に入れ、厚みを作ります。あとは、おはしょりを整えればできあがり。こんな時のためにも、大きめのハンカチなどを用意しておくと便利です。
 
袖が下がってきた…】
おはしょりを持ち上げてずり落ちている部分をたくしあげ、腰ひもの中へ押し込み、腰ひもがゆるんでいれば腰ひもも締め直しましょう。その後、おはしょりの形を整えます。
 
上前が下がってきた…】
おはしょりをめくって、腰紐の上に下がった分を引き上げ、帯の中に包み込みます。後は、おはしょりを元に戻して折り目を整えるだけ。前すそは、少しつま上がりになるようにしておくとキレイです。
 
長襦袢の袖がたもとから出てきた…】
きものと長襦袢のたもとを重ねて安全ピンなどで止めます。「きものを安全ピンで穴をあけなくない」場合は、ティッシュに10円玉などのコインを包んで、たもとの丸みに入れておくと良いでしょう。
 
おはしょり部分が出過ぎてしまった…】
余分なおはしょりを帯の下から上に向かって指でグッと入れ込めばOK。おはしょりが少し右上がりの緩やかなカーブを描いているかどうかをチェックして完了です。

■汚れ対処法
どんなシミ・汚れも、まずは水で拭いてみましょう。汚れがそれ以上ひどくならない程度にふき取り、後はあまりいじりすぎないことが失敗しない秘訣です。応急処置だけにしておき、後はできるだけ早く、呉服店などのプロに頼むようにしましょう。その際に、シミをつけてしまった日にちや何のシミなのかをメモしておき、それを業者に伝えるようにするとよいでしょう。
 
お茶やジュースなどの水溶性のシミ
ハンカチをぬらして固く絞ります。生地の裏側には、乾いたハンカチを一緒に当てましょう。そして、シミのついた部分をつまみ、ぬれたハンカチで強く押さえるか、ポンポンと叩きます。決してこすってはいけません!
 
衿あか汚れ、白粉、クリームなどの油性のシミ
ベンジンで拭きます。タオルや脱脂綿に充分ベンジンを含ませて、汚れた部分を軽く叩くようにして汚れを落としましょう。少し叩いたら、上から白いタオルなどを当ててさらに叩き溶け出した汚れを吸い取ります。この作業を根気よく繰り返しましょう。大きくぼかすのがポイントです。
 ただし、ベンジンを使った場合、逆に大きなしみができてしまったり、ムラができてしまったりということもあります。くれぐれも、慎重に。また、ベンジンは揮発性の薬品なので、すぐに乾きますが、手のひらをあって体温で乾かすようにすると、キレイに仕上がります。
 
泥はね
充分乾燥させてから、固めのブラシで生地目に沿ってこすり落とします。薄い地色のきものは、水と石鹸で洗い落としますが、これも、くれぐれも無理をしないようにしてください。

■足のしびれ対処法
 普段正座になれていないと、 和室などで長時間正座すると、足がしびれてしまうことがよくあります。足がしびれたら、お尻の位置を少しずらして、片方の足の上だけに体重がかかるようにしましょう。少し経ったら、もう片方の足に体重移動してください。 軽いしびれなら、これを交互に行うだけで直るはずです。立ち上がるときは、ゆっくり立ってください。立ち上がったら、何歩か後ろにさがってから、前に進むようにしましょう。長時間の正座のあと、いきなり歩き始めると、よろけてしまう危険があります。

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